原稿作成
同人誌印刷において、不備とは、大別すると下記の2つになります。
不備は、原稿を作成するうえで注意点を知らないと起こってしまう、また、知っていても忘れてしまうといったことから生じます。
注意点を知って、また、入稿前にチェックをすることによって、不備のない、完全原稿で入稿が出来ます。
不備のデメリット
データ不備があった場合、上記のような問題が発生する場合がございます。
ぜひ、入稿前に基本的な作成方法をおさえて、入稿前に原稿チェックをしていただき、快適入稿後生活を送りましょう。
不備を知る
最も多い不備はサイズ・解像度違いです。「表紙」「本文」で仕上がりまで絵柄がある場合は塗り足しを必ずつけてください。背幅は「背幅計算」をご利用ください。
「解像度」は綺麗に印刷するために必要になりますので、必ずデータ制作前と書き出し時に確認してください。「仕上がり」上に枠や台詞や絵柄があった場合、切れてしまう可能性があります。断裁は1~2mmズレる可能性がありますので切れて困るものは仕上がりの内5mmに、無線綴じのノド側(綴じ側)は内枠(テンプレートのガイド)に収めるようお願いいたします。
「仕上がり線」上、または仕上がり線近くに文字を入れている場合文字が切れてしまうため、内5mm内に収まるようにしてください。
データが全部揃っているか確認してから入稿してください。
印刷時に問題が発生する可能性があるため、同人誌の入稿の際は必ず「画像を統合」してください。
描きなおした際に消し忘れた線や、偶然ペンがタブレットに当たってしまうことがあります。
psd、tif、pdfなど印刷「対応ファイル形式」に書き出し・変換してからご入稿ください。
料金の差額が発生する可能性がございますので、入稿前は「発注書」と「入稿データ」のご確認をお願いいたします。
フォントは必ず「アウトライン」や「フォントの埋め込み」をしてください。
吹き出しの中にはきちんと台詞が入っているかご確認ください。
印刷絵柄に箔押しデータが入っている場合がございます。また、細かい線やデザインは箔押しの再現ができません。
▶箔押し・空押しデータについて