「同人グッズに禁止ルールがあるって本当？」
「グッズ作成で気をつけるべきポイントを教えて！」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
多くの方が同人活動を通して趣味のイラストを描いています。
しかし、同人活動で金銭のやりとりが生じる場合は、避けるべき禁止ルールが存在します。
今回はルールの範囲内で同人活動を楽しむために、同人グッズの禁止ルールについて詳しく解説します。

□同人グッズの禁止ルール

「二次創作はグレーゾーン、グッズの作成・販売は御法度。」
好みのイラストレーターが描いたキャラクターは多くの方が欲しがる絵です。
しかし、二次創作自体がグレーゾーンなので、場合によっては著作権を侵害する恐れがあります。
また、金銭を伴う海賊版の取引は著作権侵害で訴えられる可能性が高まります。
次に具体的なNG行為を紹介するので、作り手の方は再度ご確認ください。

□具体的なNG行為

・原作のトレス
・つままれストラップ
・素材を変えた模倣品
・公式のデザインの引用
以上に共通しているのが、原作の転用や海賊版につながる行為です。
実際に企業が個人制作者に対して販売の中止を求めた事例があります。
グッズ制作者は海賊版につながる行為を避けるように注意してください。

□同人ルールの背景

＊同人業界が成長して海賊版と見なされるようになった

同人業界は元来、利益を求めずに内輪だけで楽しむ目的で活動していました。
しかし、同人誌の人気が高まるにつれ、悪質な海賊版の販売で荒稼ぎする人も増えました。
現在では海賊版への有効な取り締まり方が課題となっています。

□同人活動を楽しむために

＊公式のデザインをこまめにチェックする

公式グッズに関する詳細な情報を調べれば、ネット上に数多く記載されています。
公式発表のデザインをこまめにチェックし、似たデザインは避けてください。

＊周囲の意見に耳を傾ける

完全にオリジナルな作品でも、二次創作の指摘をする方がいらっしゃいます。
自分だけの判断では海賊版の見識が及ばない可能性があります。
そのため、非常識な誹謗中傷を除いて、自分の作品に関する意見は真摯に対応することが大切です。

□まとめ

今回は同人グッズの禁止ルールについて詳しく解説しました。
同人活動は多くの方のモラルによって支えられています。
また、金銭取引を伴う二次創作物の販売は著作権を侵害する恐れがあります。
ご不明な点がございましたらお気軽にホープツーワンまでお問い合わせください。
経験豊富なスタッフが同人ルールに関するお客様の疑問にお答えいたします。