「白黒の原稿を作りたい。」
「しかし、どうやって作れば良いのかわからない。」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
確かに、白黒で原稿を作るのはめったにないことなので、よくわからないですよね。
そこで、今回は白黒原稿の作成方法について解説します。

白黒原稿の作り方とは？

では、どのように白黒原稿を作れば良いのでしょうか。
まず、白黒の原稿には「グレースケール」呼ばれるものと「モノクロ二階調」の2種類存在します。
グレースケールは黒0パーセントから100パーセントの白と黒とグレーを使用したものを呼びます。

そして、モノクロ二階調は白と黒だけを使用して、グレーはトーンと呼ばれる網目の模様を使用したものを呼びます。
白黒で原稿を作りたいという方はこの2つの違いをしっかり覚えておきましょう。

そして、モノクロ二階調で作成する場合にはトーンの「モアレ」というものに気を配りましょう。
モアレとは、印刷した際にトーンの網点がきれなドットではなくて、模様のように表現されてしまうことです。
ドットがきれいに整列している場合にはあまり問題はありません。
しかし、ドットにアンチエイリアスが施されていたり、ドットの細かさが異なる違うトーンが重なっていたりすると、モアレを発生させてしまうかもしれません。

せっかく、たくさん時間を使って作った同人が思っていたものと違うものになるのは嫌ですよね。
そうならないためにも、モアレの発生原因を確認して対策をしましょう。
そうすることで、自分が理想とする同人を作成できるでしょう。

原稿を作成する際の注意点とは？

では、原稿を作成する際にはどのような注意点があるのか知っておきたいですよね。
以下で、詳しくご紹介します。

まず、注意すべきなのがサイズです。
同人誌のサイズは、B5やA5が一般的ですが、印刷機で印刷できるサイズであれば全く問題はありません。
しかし、特殊なサイズになると追加料金がかかることもあるので注意しましょう。

また、綴じる方向にも注意しておきましょう。
表紙から見て右側を綴じていれば、右綴じ、左側を綴じていれば左綴じといいます。
漫画や小説の場合にはほとんどが右綴じなので、同人誌も右綴じで問題はないでしょう。

まとめ

今回は白黒原稿の作成方法について解説しました。
白黒原稿でモノクロ二階調を採用する場合には、モアレに気を配りましょう。
また、原稿を作成する際にはサイズなどの注意点があるので、今回の記事を参考にしてしっかり準備をしてください。