同人誌を印刷するのがもっともっと楽しくなる!同人誌の印刷について、印刷する紙の選び方、同人グッズの制作、入稿に関して、皆様が気になるあんなことやこんなこと!お役に立つコラムを更新します!

ほおぷちゃんコラム

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同人誌の製本方法の特徴をご紹介します!|大阪の同人誌印刷ならホープツーワン

2019.03.02

同人誌の製本方法の特徴をご紹介します!|大阪の同人誌印刷ならホープツーワン

□はじめに

同人誌を製本するとき、その本を綴じる方法と綴じる方向を選ばなければなりません。
それぞれの特徴を理解して、発注することで更に同人誌のクオリティがアップしますよ。
この記事では、同人誌の製本方法の特徴についてご紹介していきます。

□同人誌の製本方法の特徴

まず、同人誌を製本する際に、よく使われる製本方法が「無線トジ」と「中トジ」の二つです。
製本方法はたくさんありますが、その中でもこの二つが代表的です。
それでは、それぞれの特徴について述べていきます。

*無線トジ

無線トジとは、糸やホッチキスを使わず、本の背を特殊なのりで固めて綴じる方法です。
また、その製本方法から「のりトジ」と呼ばれることもあります。
主に文庫本や小説で用いられる方法で、以下のような特徴があります。

・背表紙があるため、整理しやすい
・ページ数が多くてもコンパクトに収めることができる、また中トジと違いページ数に制約がない。
・耐久性が高い
・見開きの真ん中が見づらい
・ページ数が少ない冊子には向かない(背表紙を糊付けするので、その分の幅がいるから)
・納期が必要な場合がある

これらの特徴を把握しておきましょう。

*中トジ

中トジとは、本の中央を糸や針金で綴じる方法です。
主に企画書やパンフレットなど、ページ数が少ない冊子でよく用いられる方法です。
以下のような特徴があります。

・少ないページでも本を制作できる。
・本を目一杯広げることができるため、その分見やすい
・コストが比較的安い
・ページ数が多い本には向かない
・紙を厚くすると、ずれが生じやすくなる

このように、もちろん長所と短所があります。
また、1枚の紙に4ページ分印刷する方法のため、全ページ数が4で割り切れるようにしましょう。
無線トジと中トジ、どちらを選ぶかは好みによりますが、特徴はしっかり把握しておくと、同人誌のクオリティアップに繋がります。

*綴じる方向

本を綴じる方向は「右トジ」と「左トジ」のどちらかを選びます。
「右トジ」は本文が縦書きの本の場合に多く用いられ、「左トジ」は横書きの本に多く用いられます。
理由はどちらも、「読みやすいから」です。
イベントのパンフレットやイラスト集など、そういった文章以外のものが載っている冊子は、どちらも好みで選べます。

□まとめ

同人誌の製本方法の特徴についてご紹介しました。
この記事を読んだあなたの同人誌の質がさらに向上し、良いものとなることを願います。
それではみなさま、良い同人ライフを!