「同人誌やグッズを販売したい！帳簿を付けた方がいいのかな？」
「帳簿って何に使うの？どうやって付けるの？」
このように、同人誌やグッズを販売する際に必要な帳簿の役割と付け方について知りたい人が多くいらっしゃると思います。
しかし、普段帳簿を付ける機会はあまりないので、よくわからないですよね。
今回は、大阪の専門家が同人のグッズの販売時に必要な帳簿について詳しく解説します。

帳簿の役割

帳簿は確定申告や住民税申告を行うときに使います。
確定申告とは、所得にかかった税金の額を計算し、税金を支払うための手続きです。
同人誌やグッズを販売したとき、収入があると確定申告をする必要があります。
確定申告が必要な人は、副業として年間20万円以上の利益がある人や同人活動を本業として年間38万円以上の利益がある人です。
帳簿には取引を行った際の収入や支出を記録します。
申告をしないと脱税とみなされ追税を課せられるので注意しましょう。

同人グッズの帳簿の付け方

経費を記録する

同人活動による収入を得るためにかかった費用は経費とみなされます。
例として、イベントの参加費、イベント会場までの交通費、印刷代、送料があります。
また、廃棄した同人グッズは処分費用が経費として認められるので在庫を残したくない人は処分しましょう。
注意点として、印刷代は売り上げた部数の印刷だけしか経費とみなされません。
かかった経費を調べるためにも、領収書やレシートは必ず捨てずに保管しておきましょう。
経費と思わなかった費用が、経費とみなされるときがあるので確認しておきましょう。

売り上げを記録する

販売価格と売り上げた部数を掛けて売り上げを求めます。
売り上げを把握するためにも売り上げた部数、無料で配った部数、廃棄処分した部数を確認しておきましょう。
またイベントでは金銭のやり取りが多いので、金額がずれないように流れも把握しましょう。

帳簿の注意点

経費はしっかり付けるようにしましょう。
なぜなら、確定申告の対象となるのは売り上げから経費を引いた金額なので、経費をたくさん落とせれば節税になるからです。
余分な税金を払わないようにするためにも経費は必ず確認しましょう。

まとめ

今回は、同人グッズの帳簿の役割と付け方を解説しました。
ぜひ今回の記事を参考に、帳簿を作ってみてはいかがでしょうか。
ホープツーワンでは、同人誌印刷のお手伝いをしています。
同人誌印刷に関するご不明な点やお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。