同人誌を印刷するのがもっともっと楽しくなる!同人誌の印刷について、印刷する紙の選び方、同人グッズの制作、入稿に関して、皆様が気になるあんなことやこんなこと!お役に立つコラムを更新します!

ほおぷちゃんコラム

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同人誌の委託販売とは?方法やメリット・デメリットについて解説します!

2020.09.01

同人誌の委託販売とは?方法やメリット・デメリットについて解説します!

同人誌を販売する際に最も悩むのは販売方法ではないでしょうか。
特に初心者の方はどのような方法があるのか分からず不安ですよね。
そこで委託販売について紹介します。
同人活動をされている方はぜひご覧ください。

同人誌の委託販売とは

同人誌を販売するにあたって委託販売という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

同人誌の委託販売とは、自分で作成した同人誌を書店やイベント会場などの販売スペースに委託し、代金を受け取ることで自分で販売することなく作品を広く販売する方法で書店委託とも呼ばれています。

通常、同人誌を作成する人は自費で印刷や製本を行い、イベントなどで販売することが一般的ですが、委託販売を利用することで、販売スペースを確保する手間や印刷・製本のコストを抑えることができます。

委託販売は、販売スペースの所有者と同人誌作成者との契約により行われ、販売スペース側は委託販売手数料を取り、作成者は販売代金から手数料を差し引いた金額を受け取ることができます。

同人誌を委託販売するメリット

委託販売にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
以下で説明します。

委託販売のメリットは発送までの行程を販売元に全て任せられることです。
委託販売を行わない場合は、購入者とのメールでのやり取りや決済、梱包まで1人で行わなければなりません。
発送する数が多くなると負担は大きくなります。
委託販売ではこのような作業がないため、他のことに時間を割けられるでしょう。

さらに、書店やサイトの力を借りられることもメリットの1つです。
同人誌を販売する際、多くの方がSNSを使用して宣伝を行います。
しかし、初心者や小さなサークルの場合、情報が拡散しにくいです。
大手の書店やサイトに並ぶことで多くの方に存在をアピールでき、販売数に繋がるでしょう。

同人誌を委託販売するデメリット

一方、デメリットは全ての同人誌が委託販売できるわけではないことです。
委託販売をする際は書店や通販サイトが審査を行います。
売れると判断された同人誌のみを取り扱う場所が多いでしょう。
しかし、同人誌の委託販売を断らない書店や通販サイトも存在するため、心配ありません。

また、コストがかかることもデメリットの1つです。
本来であれば自分でしなければならない作業を代行するため、手数料がかかります。
手数料を取られることを懸念して委託販売をしない方もいらっしゃいますが、全ての作業を代行してもらえることは非常に楽です。
コストと楽さのどちらを取るかしっかりと考えることが大切でしょう。

委託販売を行うためには

それでは、委託販売をするためには何をしなければならないのでしょうか。
以下で委託販売をするために行うことを紹介します。

委託販売を希望する方は同人誌の情報を登録する必要があります。
具体的な登録事項には作品名や納品が可能な部数、サイズ、同人誌の内容などが挙げられます。
事前に情報を揃えておくと登録時に慌てずに済むでしょう。

また、登録後、委託先から連絡が来たら、同人誌を納品します。
書店やサイトによって使用している宅配業者が異なるため、確認する必要があります。
配送する際は同人誌が傷まないように、同人誌を緩衝材で包んだり箱の隙間を埋めたりすると良いでしょう。

まとめ

今回は同人誌を販売する方法の1つである委託販売について紹介しました。
メリットもデメリットもあるため、活用するかどうかをしっかりと考えることが大切です。
同人誌の印刷を検討されている方は、ぜひホープツーワンにお問い合せください。