データ不備で思った通りの仕上がりにならなかったり、データの差替えをしなければならなかったりといったトラブルは、同人誌印刷のときに避けたいものですよね。
大阪で同人誌印刷を扱うホープツーワンが、入稿前に確認していただきたいポイントを説明します。

データがそろっている

ページの抜けや順番の間違いに気を付けてください。
ファイル名とページ内のノンブルを一致させてください。
また、セリフの抜けもチェックしましょう。

レイヤーの統合/文字のアウトライン化

Photoshop形式での入稿の場合は、必ずレイヤーを統合してください。
またIllustratorの場合、文字のアウトライン化を行ってください。
特殊なフォントは印刷所に無い場合が多いため、文字化けを防ぐことができます。

原稿サイズと解像度

原稿サイズは仕上がりサイズ100％（原寸）で作成し、5mmの塗り足しが含まれる設定になっているでしょうか。
解像度は印刷所が指定する数値に設定しましょう。
低すぎると画像が粗くなり、高すぎるとデータが重くなります。

タチキリ

印刷に入れたい文字や絵は、タチキリ線より5mm以上内側に描いてください。
ノンブルはタチキリ線の内側に入れましょう。
またタチキリ線まで絵が描かれていない場合、空白部分ができてしまう可能性があります。

モアレ

トーンの重ね貼りなどによりモアレが発生する可能性があります。
アミ点が不揃いでないか、形が崩れていないかをトーンを拡大してチェックしてみてください。
デジタル画像の境界線を滑らかに見せるアンチエイリアスにも注意しましょう。

3ピクセル以上で描かれているか

小さなサイズで描かれたイメージははっきりと印刷されない可能性があるため、3ピクセル以上で描くことをおすすめします。
2階調化する際にピクセルを太らせることができるので、小さなピクセルで描いてしまった場合は調整しましょう。

カラーモード

フルカラーの場合は「CMYK」「RGB」、単色・多色印刷の場合は「グレースケール」、「モノクロ2階調モード」などを使用して入稿してください。
フルカラー以外での印刷で「CMYK」、「RBG」を使用した場合、色合いが変わる可能性があります。
多色刷りの場合カラーごとに「グレースケール」、「モノクロ2階調モード」に変換してください。

グレーの濃度

グレーの濃度が高すぎると印刷でつぶれる場合があります。
濃度は10~90%に設定すると、綺麗なグレーに仕上がります。

データの差し替えや再印刷といった手間を省き思い通りの仕上がりにするためにも、入稿前に必ず原稿を確認しましょう。
ご自身の原稿でイメージ通りの仕上がりになるのか等ご不明点がございましたら、お気軽に大阪の同人誌印刷会社ホープツーワンにご相談ください！