illustratorは画像ソフトウェアのであり、同人誌を作成する人の間でも人気のソフトとなっています。
これからillustratorで原稿を作成しようと考えている方は、基本を押さえるだけですぐに上達しますよ。

そこで今回は、illustratorの特徴や操作方についてご紹介します。

1.Photoshopとの違い

Photoshopはペイント系のソフトで、小さな点（ピクセル）の集まりによって絵や文字を表現しています。
ピクセルとはデジタル画像の最小単位のことで、画素数が高いほどより多くのピクセルが集まってできています。
Photoshopは細かい描画ができるので筆で絵を描くように繊細な表現ができますよ。

一方、illustratorはドロー系の層とで直線や曲線の方向や長さによって絵を描いていきます。
特徴は拡大縮小をしても滑らかな絵の表現を維持できることです。
ちなみにペイント系とドロー系の違いを説明すると、ペイント系とは画像を点の集まりとして管理するものを指し、ドロー系とは手で絵を描いたようなものを指します。

2..基本の「パス」と「オブジェクト」

「パス」と「オブジェクト」はillustratorの中でも基本の用語です。
「パス」はillustratorのペンツールで引く線のことで、直線や曲線が描くことができます。

パスを引く方法は

1.描きたい場所をクリックしてアンカーポイントを作り、曲線であれば線を伸ばしたい方向に向かってマウスをドラッグします。直線ではドラッグする必要はありません。
2.曲線の場合はコマンドキーを押しながらハンドルの先端をつかんで変形させます。

最初は慣れないかもしれませんが、練習を積み重ねるとすぐに上達しますよ。

次に、「オブジェクト」とはパスによって描かれた図形のことで、パスを動かすことで図形の一部を変形させることができます。

3..写真を張り付ける

illustratorでは写真を張り付けることもできます。写真の貼り付けはメニューバーの「ファイル＞配置」から写真を選択します。

写真の貼り付けはこれだけの操作で終わりますが、その後写真上にパスを描くこともできます。
写真とパスを両方選択し、メニューバーの「オブジェクト＞クリッピングマスク＞作成」の操作をすると、パスの形通りに写真を切り抜くことができます。

4.文字のアウトライン化

文字のアウトライン化とは文字化けを防ぐために、文字を図形にすることを指します。

パソコンに入っているフォントと印刷所に入っているフォントは必ずしも同じものとは限りませんので、印刷所にない文字を使用すると文字化けしてしまうことがあります。
しかしアウトライン化をしていれば、フォントがなくても図形になっているので同じように表現することができます。

illustratorはとても簡単に画像編集ができるのでオススメです。
illustratorに関してご相談等ございましたらホームページからお気軽にお問い合わせくださいませ。