同人誌を印刷するのがもっともっと楽しくなる!同人誌の印刷について、印刷する紙の選び方、同人グッズの制作、入稿に関して、皆様が気になるあんなことやこんなこと!お役に立つコラムを更新します!

ほおぷちゃんコラム

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大阪の印刷会社が解説!同人誌の表紙作りのポイントとは

2019.03.22

大阪の印刷会社が解説!同人誌の表紙作りのポイントとは

同人誌を印刷し販売するにあたって、まずお客さんの心をつかむために必要なのが表紙のデザインです。
いくら中身がおもしろくても、知名度が低いのであれば表紙にインパクトがないとなかなか手に取ってもらいにくくなります。
そこで今回は、同人誌の表紙作りのポイントについていくつかご紹介します。

□色合い

表紙につける色合いにはいくつか種類があります。

*一色刷り

単色刷りとも呼ばれる印刷方法で、グレースケールを使用し黒を基本として原稿を作ります。
そこから一種類の色を指定し印刷します。
コストが抑えられるというメリットがあります。

*二色刷り・三色刷り

多色刷りとも呼ばれ、こちらも基本的にはグレースケールを用いて原稿を作ります。
そこから二種類、あるいは三種類の色を重ねて表紙をデザインしていきます。
一色刷りとは違って、色の組み合わせで新たな色を作ることが可能ですので、より複雑なデザインにすることができます。
ただし紙の質などによって色を完璧に合わせることが難しい場合がありますので、多色刷りをする際には、あらかじめその点を理解した上で表紙作りをすることが必要です。

*フルカラー

CMYKのカラーモードの組み合わせで多様な模様や色の種類を使ってデザインができます。
単色刷りや多色刷りよりも鮮やかな色を出せる一方、コストがやや高くなります。

□構図

表紙の構図にはさまざまな技法があります。
キャラクターの全身を写すものやバストアップを写すもの、顔だけのもの、あるいは画面全体にキャラクターを写し出すのではなく、背景にさりげなく入れるものなどがあります。
タイトルや作者名の位置に関しても個性があり、表紙全体にタイトルをのせるもの、キャラクターと被らないよう表紙の左右に配置するもの、キャラクターの背面に持ってくるもの、表紙上部に書くものなどがあります。
作品のテーマなどを観点に、表紙の構図を考えてみてはいかがでしょうか。

□フォント

タイトルのフォントもお客さんの目を引く要因の一つです。
淡い色に細いフォントを組み合わせた奥ゆかしいタイトルや、濃い色に太字で力強さを表したタイトルなど、いろいろな種類が考えられます。
フォントを紹介したサイトなどを参考にしてみると良いかもしれません。

□まとめ

以上、今回は同人誌の表紙作りのポイントについて印刷方法や構図、フォントの観点からいくつかご紹介しました。
この記事がこれから同人誌の表紙作りを始める方の参考になれば幸いです。