同人誌即売会などのイベントにご自身の作品を出品する方の中で、
「同人誌を印刷したいけど、初めてだから入稿の方法がわからない」
という方は多いのではないでしょいうか。
そこで今回は、同人誌の入稿の仕方についていくつかその方法をご紹介します。

□Web入稿

Microsoft WordやPDF形式、Photoshopなど、デジタル原稿で書かれた場合、最も簡単と言われているのがこのWeb入稿です。
ご自身好みのスタイルや原稿サイズ、解像度などを印刷会社所定のルールに従って設定し、指定された形で印刷会社のホームページなどから原稿ファイルを送信します。

□データ転送サービス

無料大容量データの転送サービスを利用した入稿方法です。
代表的なサービスとして、データ便や宅ふぁいる便、firestorageなどがあります。
Web入稿と同様、印刷会社所定の書式に従ってファイルを作成し、データ転送サービスにアップロードします。
そのアップロードしたURLを印刷会社にメールなどで送信することで簡単、かつ素早く入稿できます。

□メディアの郵送

完成した原稿をCDやUSBに保存し、それを印刷会社に郵送する方法です。
印刷会社によって、特に記載がなければCDやUSBを使用後にそのまま処分する場合がありますので、メディアの返却を希望する場合はあらかじめその旨を明記しておく必要があります。
また、あらかじめご自身でデータのバックアップをとっておくことが無難です。

□アナログ入稿

原稿用紙など、アナログの媒体を通して書かれた同人誌を入稿する場合、その原稿をそのまま印刷会社に送ることで入稿が可能です。
郵送時にトーンやセリフがはがれないような注意が必要です。

□直接入稿

印刷会社に直接原稿や原稿データを持ち込む入稿方法です。
特にメディアに原稿を保存している場合や、アナログの原稿で同人誌を作成した場合は、そのメディアや原稿を直接印刷会社に持ち込むことができます。
郵送中に破損や雨で濡れてしまうリスクなどを減らすメリットが考えられます。
直接入稿の場合は他の入稿方法と比べて締切日が異なることがありますので、事前に確認しておくことが推奨されます。

□まとめ

以上、今回は完成した同人誌を入稿する方法についていくつかご紹介しました。
これらの方法は印刷会社によって異なるため、注意が必要です。
初めて自分の作品を印刷する時は、いろんな不安があると思います。
特に入稿は作品を商品にする際の大切なプロセスです。
そんな入稿での不安をなるべく取り払うためにも、ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。