同人誌を印刷するのがもっともっと楽しくなる!同人誌の印刷について、印刷する紙の選び方、同人グッズの制作、入稿に関して、皆様が気になるあんなことやこんなこと!お役に立つコラムを更新します!

ほおぷちゃんコラム

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フルカラー同人誌で使われる色の種類についてご紹介します!

2020.04.15

フルカラー同人誌で使われる色の種類についてご紹介します!

「同人誌のフルカラー印刷をしたいけれど、どのような色の種類があるのか分からない」
自分の作品を印刷する際には、色の出方にはこだわりたいでしょう。
そのためには、どのような色の種類があるのかを把握する必要があります。
そこで今回は、フルカラー同人誌で使われる色の種類についてご紹介します。

CMYKとは

CMYKについて聞いたことがあるでしょうか。
これは、印刷インクの基本となる4色の頭文字を取ったものです。
Cは藍色のシアン、Mは紅のマゼンダ、Yは黄色のイエローです。
これらに黒色のKを加えたものをCMYKと呼ばれているので覚えておきましょう。
印刷インクはこれら4色の配分を変えることにより、フルカラー印刷を実現しています。
フルカラー印刷は、あらゆる色のインクを揃えているわけではないのです。
4つの原色のインクを掛け合わせて、擦り重ねると、さまざまな中間色が得られるのです。

オフセット印刷のインクとプリンターのインクは異なる

オフセット印刷とは、現在主流の印刷方法である平版印刷の1つです。
写真や色の再現性に優れており、品質が重視される印刷物を大量に印刷する場合に適しています。

このオフセット印刷のインクと、インクジェットプリンターやレーザープリンターのインクは異なります。
オフセット印刷のCMYKのインクは、インクメーカーがオフセット印刷で使用するために製造しているインクです。
一方でインクジェットプリンターやレーザープリンターのインクは、プリンターメーカーが製造しています。
そのため、インクの性質がプリンターの技術と一体になっていることを覚えておきましょう。
したがって、オフセット印刷とプリンターのCMYKは、色味が似ているようで違うのです。

オフセット印刷では、CMYKのデータを入力する必要があります。
このデータを、インクジェットプリンターやレーザープリンターにそのまま用いても、想定した色は実現できません。
プリンターメーカーや印刷機によって色が違うからです。
機械の構造やインクの種類が異なっていれば、完成品にも微妙な違いが出ます。
同人誌のような出版物は、色の出方が非常に重要な要素ですよね。
色味が思ったように出ていないのは、作者として納得できないでしょう。

印刷方法によるCMYKの使い方を理解し、用途に合わせて使い分けてください。

まとめ

今回は、フルカラー同人誌で使われる色の種類についてご紹介しました。
色の種類についてご理解いただけたでしょうか。
ホープツーワンならば、お客様の作品に適したカラーをご提案できます。
フルカラー同人誌の印刷なら、ホープツーワンにお任せください。