同人誌を印刷するのがもっともっと楽しくなる!同人誌の印刷について、印刷する紙の選び方、同人グッズの制作、入稿に関して、皆様が気になるあんなことやこんなこと!お役に立つコラムを更新します!

ほおぷちゃんコラム

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同人誌を作りたい方へ!フルカラーにおけるCMYKとRGBの違いとは?

2020.03.10

同人誌を作りたい方へ!フルカラーにおけるCMYKとRGBの違いとは?

「フルカラーにおけるCMYKとRGBってどういう違いがあるの?」
同人誌を作るうえで、このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
アルファベットで説明されても、よく分からないですよね?
そこで今回は、CMYKとRGBの違いについてご紹介します。
同人グッズを作る際には、ぜひ参考にしてください。

CMYKとRGBでは、基礎となる色が違う!

CMYKとRGBは、フルカラーの印刷方式として使用される言葉です。
しかし、この二つには明確な違いがあります。
それぞれの違いを確認していきましょう。
CMYKとRGBには、それぞれに印刷に使用する基礎となる色があります。
そして、そこにCMYKとRGBの違いがあります。
まずは、CMYKから見ていきましょう。

CMYKの基礎となる色は四種類あります。
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの四種類のことです。
シアン、マゼンタ、イエローの三つを色の三原色というのはご存じの方も多いでしょう。
つまり、CMYKは、色の三原色に黒が追加されたものということです。
そして、それぞれの文字をアルファベットで表記し、CMYKという名前で表記されています。

次に、RGBについても見ていきましょう。
RGBを構成している色は三種類です。
Rが赤、Gが緑、Bは青を表しています。
つまり、RGBの基本となる色は、光の三原色ということです。
大まかな色の違いは理解していただけたでしょうか。
基礎となる色が違うことで、新たな違いが生まれます。
その違いは次の項目でご紹介します。

CMYKとRGBでは、表現できる色の領域が違う!

先ほど、CMYKとRGBでは、基礎となる色が違うと述べました。
これが、どういったことに影響するのか疑問に思いますよね。
それぞれの方式は、基礎となる色を配合させ、さまざまな色を作り出します。
そのため、基礎となる色が違うことで、作り出せる色にも違いが生じます。
RGBでは、CMYKよりも多くの色を作り出せます。
そのため、CMYKではRGBのすべての色を表現できません。

グッズを作る際には、これらの互換性に注意が必要です。
RGB方式で作成したデータをCMYKで印刷すると、色のズレが生じるかもしれません。
印刷後に気づく前に、事前に方式の確認を行いましょう。
そして、方式が違っていたら、すぐに変換しておきましょう。
その方が、失敗する可能性が低くなります。

まとめ

今回は、フルカラーにおけるCMYKとRGBの違いについてご紹介しました。
それぞれの明確な違いは、理解していただけましたか?
分からないことが少しでもあれば、ぜひ一度、ホープツーワンまでお問い合わせください。
ホープツーワンでは、同人誌の印刷に関してのご相談を随時、受け付けております。