「同人誌の紙の種類や特殊加工は吟味した方が良いのだろうか」
「どの種類の紙を選べば良いのだろう」
同人誌の作成をお考えで、このようなお悩みをお持ちの方はいませんか。
実は、同人誌を作成する上で紙選びは重要なポイントなのです。
そこで今回は、紙や特殊加工を吟味した方が良い理由と、紙の種類をご紹介します。

紙の種類や特殊加工は吟味した方が良い？

紙や加工にこだわることで、同人誌の出来上がりは大きく変化します。
例えば、フルカラーイラストは紙の種類によって、発色や色の再現度が異なります。
モノクロのイラストや文字の多い小説の場合は、紙自体の風合いやにじみ具合が大事なポイントですよね。
このように、完成度の高い同人誌を作成するには、紙選びがとても重要です。

また、特殊加工とは、主に表紙に施すことが多い加工のオプションです。
例えば、ホログラムPP加工を選ぶと、キラキラとしたラメ加工が施されます。
また、角丸加工という本の角を丸くする加工を施すことで、柔らかい雰囲気の本を作り上げられます。

自分の作り上げたい同人誌をイメージして、紙や特殊加工を選ぶことをおすすめします。

本文に使う紙の種類をご紹介！

ここからは、本文に使う紙の種類を4つご紹介します。

コミック紙

コミック紙の特徴は以下の通りです。

・光沢がない
・ざらざらしている
・紙厚があるが軽い
・インクの乾きが速い

このような特徴から、漫画や小説など種類を問わずに使えるオールマイティな紙と言えるでしょう。

上質紙

光沢はなく、ざらざらしていますが、コミック用紙と比較して滑らかです。
印刷された文字やイラストも見やすく、扱いやすい紙です。
白色度が高いため、白黒を基調とした同人誌を作成している方に特におすすめです。

コート紙

光沢があり、つるつるとした表面で、色を鮮やかに表現できる紙です。
写真やカラーのイラストを載せたい方におすすめです。

マットコート紙

コート紙に比べると光沢が抑えられており、さらさらした手触りをしています。
目が疲れにくく、文字も読みやすいため、設定資料やゲームの攻略本などに使われます。
作品に落ち着いた印象を持たせたい方には、マットコート紙をおすすめします。

まとめ

今回の記事では、同人誌の作成をお考えの方に向けて、紙や特殊加工を吟味した方が良い理由と、紙の種類をご紹介しました。
紙や特殊加工にこだわることで、完成度が大きく変化します。
ぜひ今回の記事を参考にして、満足のいく同人誌を作成してくださいね。