同人誌を印刷するのがもっともっと楽しくなる!同人誌の印刷について、印刷する紙の選び方、同人グッズの制作、入稿に関して、皆様が気になるあんなことやこんなこと!お役に立つコラムを更新します!

ほおぷちゃんコラム

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同人誌の作成をお考えの方必見|photoshopで原稿作成を行う際の注意点とは?

2018.06.23

同人誌の作成をお考えの方必見|photoshopで原稿作成を行う際の注意点とは?

同人誌の原稿作成をphotoshopで行う方も増えてきているのではないでしょうか。
Photoshopは画像編集ソフトで、美しいグラフィックを作ることができます。

そこで今回はphotoshopで同人誌の原稿作成を行う際の3つの注意点をご紹介します。

1.サイズ

同人誌の紙のサイズが決まれば、実際のサイズより上下左右3mm余分に取って下さい。
これを「ドブ(塗り足し)」と呼びますが、これは断裁のずれを目立たなくさせる予備部分のことで、商品の仕上がりを綺麗にするために必要なものになります。
もし塗り足しがされていなければ、仕上げの断裁のときにズレで端に印刷がされていない部分がでることがあります。

製本作業の中で、ズレが生じてしまうのはやむを得ないので、綺麗に仕上げるために原稿を少し大きめに設定しましょう。
塗り足し部分は断裁されてしまうため、大切な文字や絵柄は描かないようにしましょう。
もしサイズで不安があるようでしたら、ネット上でテンプレートをダウンロードして使用するのも良いでしょう。

2.解像度

解像度とは画像のきめ細やかさや、鮮明さを表す指標のtこを言います。
解像度の数字が大きければ大きいほど、より綺麗な画像になります。
単位は「dpi」で、推奨している解像度はフルカラーであれば350dpi、グレースケールであれば600dpi、モノクロであれば600dpiです。

上記の解像度以上に設定してもデータ容量が大きくなるだけで、画像には反映されません。
反対に、入稿や作業時に画像の読み取りに時間がかかる原因となってしまいますので推奨値を超えた値は設定しないようにしましょう。

3.カラーモード

使用するカラーモードは、「RGB」「CMYK」「グレースケールモード」の3つになります。
グレースケールモードはその名の通り、グレーでモノクロ原稿向けになりますが、「RGB」や「CMYK」はどういったものなのでしょうか。

・RGB
RGBは光の三原色である「R(赤)・G(緑)・B(青)」のことです。パソコンのモニターやデジカメ、スキャナなどはRGBカラーで表現されています。

・CMYK
CMYKは、色の三原色である「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(キープレート)」のことです。カラー印刷はこの4色を用いて表現されています。

RGBとCMYKでは再現できる色の領域が異なり、RGBでは表現できる色でもCMYKでは表現できない色があります。
そのためRGBで作成されたデータを印刷すると再現できない色が別の色で置き換えられ、イメージしていたものと違うということも起こるので注意しましょう。

Photoshopを使って美しい同人誌を作成してみませんか?
ご相談等ございましたらホームページからお気軽にご相談くださいませ。