同人誌を印刷するのがもっともっと楽しくなる!同人誌の印刷について、印刷する紙の選び方、同人グッズの制作、入稿に関して、皆様が気になるあんなことやこんなこと!お役に立つコラムを更新します!

ほおぷちゃんコラム

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フルカラーとモノクロの同人誌はどちらがおすすめなのかを解説します

2020.06.16

フルカラーとモノクロの同人誌はどちらがおすすめなのかを解説します

同人誌作成をお考えの方はいらっしゃいませんか。

同人誌を作りたい方にとって、まず考えるのはフルカラーにするか、モノクロにするかではないでしょうか。

そこで今回は、お悩みの方に向けてそれぞれのメリットと注意点、作り方を解説していきます。

モノクロ・カラーのメリットと注意点とは

モノクロ

なんといっても、モノクロのメリットは、印刷費用が比較的安い点でしょう。
少数であればほとんど差はありませんが、印刷数が多くなる場合は、費用の差が歴然となります。
さらに、モノクロは比較的納期が早いです。

そのため、大量に配布するための資料などでしたら、フルカラーよりもモノクロの方が良いでしょう。

続いて注意点ですが、モノクロの原稿には、トーンを貼った後に拡大や回転をすると網点が綺麗に仕上がらない「モアレ」という現象が発生することがありますのでご注意ください。

フルカラー

フルカラーのメリットは、美しさです。
読者に視覚的なインパクトを与えるだけでなく、モノクロより表現のメリハリがつけやすいことも挙げられます。

同人誌を鮮やかな雰囲気にしたい方には、おすすめとなるでしょう。

注意点としては、RGBの色表現を使用したデジタル原稿をCMYKの色表現で印刷すると、明るさが落ちるなどの失敗が起こる点です。
ソフトをCMYKに設定するなどの対処法があります。

モノクロ・カラー原稿の作り方とは

まず、フルカラー同人誌に使用されるRGBとCMYKについて見ていきましょう。

RGBとは、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の3色のことであり、テレビやパソコンなどにに使われています。
一方で、CMYKとは、C(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)K(黒)のことであり、フルカラー印刷では、この4色のインクを使って色を再現します。

フルカラー原稿には、色鉛筆、クレヨン、水彩絵具、パステルなどが適しているでしょう。。
着色が薄いと印刷に出ませんのでご注意ください。
水彩絵具使用時には先に水張りすると原稿の浮きが押さえられ綺麗に仕上がります。

続いてモノクロ原稿についてですが、ロットリング、デザインペン、墨汁、製図用黒インク、油性サインペン当たりが適しています。

モノクロの場合は必ず黒で濃くはっきりと描いてください。

グレースケールは、黒0%~100%の白・黒・グレーを使って表現したもの、モノクロ二階調は、白・黒のみを使い、グレーはトーン(網点)を使って表現します。

まとめ

今回は、フルカラーとモノクロそれぞれのメリットと注意点、作り方を解説しました。
初めて同人誌を作るうえで、何かとお悩みは出てくると思います。
フルカラーとモノクロでお悩みの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください、
また、ホープツーワンでは、同人誌の作成に関するご相談を随時受け付けております。