良い作品、自分にとってターニングポイントとなった作品、人生を変えた作品、好きでたまらない作品…。
この記事を読んでいるあなたは、作品への「愛」をどこかに表したくてたまらない方ではないでしょうか。
そして、少なからず「同人誌」を出版して、サークルとしてイベントに参加してみたい、という思いを抱いたことはありませんか？
今回は、同人誌を始めるきっかけとなることをお話します。

□同人誌を始めるきっかけ

同人誌は一種の「表現手段」です。
自分はこの作品が好き！という思い以外にも、自分が作品に対して抱く思いは複雑だろうと思われます。
その作品を、「おもしろい」と思う。
そしてその作品を何度も、何度も繰り返し、経験する。
その作品の世界観、キャラクタ、BGM、絵、グラフィック、全てを余すところなく経験する。
だけど何か物足りない…….。
そこでどうするか、「自分で書く」ことが手段となります。
同人誌は商業で流通しているコンテンツとは違い、自由な創作が可能です。
最大の同人イベントである「コミックマーケット」でも毎年、型にとらわれない、極めて自由な作品の数々が創作されています。

＊同人誌を作る理由

同人誌を作る理由は、人によってさまざまです。
ですが、どれも共通していることは「その作品、コンテンツが好きだから作っている」ということです。
そして、同人誌を作れば「その作品を好きなみんなとつながる」ことができます。
「即売会」というイベントの形態をとり、みんなが同人誌や自分たちの創作物を持ち寄って、その作品のことで大いに盛り上がる……。
また、そういった世間的に見ればマイノリティである空間だからこそ、見えてくるものがある、ということも理由となります。
マスコミが切り捨ててきた部分、社会が排斥、省略してきた世界がそこにあります。
同人誌を読み手として読むのもいいですが、同人誌を作ってみることで、「作り手」の側に回ると、様々なものが見えてきて面白いですよ。

□おわりに

同人誌を始めるきっかけをご紹介しました。
あなたが行動を起こせば、「同人誌」は書くことができます。
どんなに拙くても、出版してしまえばそれは自分の「創作物」となります。
そして大事なのは「楽しむ」ことです。
あなたが、最大限楽しんで、最大限の思いの丈をぶつけた作品がつまらないはずがありません。
ぜひ同人誌を作って世の中に出してみる、という活動を経験してみてください。
あなたがこの記事を読む、それが同人誌を始めるきっかけになれば幸いです。