同人誌を印刷するのがもっともっと楽しくなる!同人誌の印刷について、印刷する紙の選び方、同人グッズの制作、入稿に関して、皆様が気になるあんなことやこんなこと!お役に立つコラムを更新します!

ほおぷちゃんコラム

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同人誌作成前に要確認!一般的な同人誌の作り方④-入稿準備編-

2018.03.30

同人誌作成前に要確認!一般的な同人誌の作り方④-入稿準備編-

同人誌を印刷所に入稿する際には、ミスプリントを防ぐためにあらかじめ準備しておきたいことがあります。今回は、入稿準備編として、入稿の準備に必要なことや注意点について解説します。

出力見本を作成する

同人誌を入稿する際には、入稿する同人誌の完成形が分かるよう、併せて出力見本をつけるようにしましょう。出力見本とは、どのページとどのページが見開きになるのかなどが分かるよう、すべての原稿が順番通りに並んでいる状態のものです。印刷したものが正しく印刷出来ているかということを確認するために使われます。

出力見本があると印刷所に正解が伝わるため、細かいところの調整がスムーズに行えます。

出力見本で確認すること
出力見本では、押さえておきたいポイントは以下の3点です。

・フォント
・レイアウト
・意図的にセリフの抜けや文字切れがある箇所

これらが分かる見本があればよいので、出力見本のデータの形態としては、PDFやプリントスクリーン、スクリーンショットの画像データでも問題ありません。原稿が漫画ではなく小説の場合は、フォントやページのデザインが分かれば問題ないため、全ページではなく、一部のページでもよいでしょう。
扉や奥付などは、特にフォントの変更箇所が多いため出力見本推奨です。

出力見本が必要なデータ
各データの中でも、特に出力見本が必要な部分があります。例えば、原稿をWordソフトで作成した際に、有料で購入したフォントを使用していたり、ワードアートを使用したりしている場合には出力見本が必要です。これらのデータは、印刷の際にフォントやレイアウトが崩れたりする可能性があるため注意が必要です。

同様に、WindowsではなくMacのWord(※PDF変換必須)を使用して作成された原稿にも出力見本が必要なことが多いので注意が必要です。また、多色刷りの原稿は色味や色のバランスなどを確認し、完成したものに合わせて調整が必要なことがあります。

web入稿や郵送、持ち込み入稿する場合の注意点

同人誌の原稿はデータをwebで入稿する方法もありますが、アナログ原稿を郵送したり印刷所に持ち込んだりといった方法で入稿することもできます。いずれの場合も、いくつか知っておきたい点があります。

原稿データをwebで入稿する場合
データで作成した原稿をwebで入稿する場合は、データを圧縮ファイルで送りましょう。漫画の原稿は特にデータサイズが大きいため、圧縮せずに送ると送信に失敗してしまったり、送信エラーで送れなかったりという事態も起こりえますので、ご注意ください。
原稿データを入稿方法は、マイページより原稿データのアップロードまたは、外部のデータ転送サービス(データ便・firestorage便など)をご利用ください。

圧縮形式ですが、一般的に汎用性が高いのが「ZIP形式」です。WindowsでもMacでもZIP形式で圧縮することは可能ですが、まれに圧縮したものが開けないことがあるので、圧縮したデータが他のパソコンでも開けるか、可能であれば入稿前に確認しておきたいところです。

アナログ原稿の場合
アナログ原稿で同人誌を入稿する場合には、コピーした出力見本を合わせてつけておきましょう。アナログ原稿を入稿する際には、貼り付けたセリフやトーンなどが原稿から浮いてしまっていないかという点を確認し、原稿の裏などにノンブルを書いていただきノンブル通りに原稿を並べておくことが大切です。また、塗り足しやタチキリの調整はしっかりできているか、こちらも最終確認しておきましょう。

同人誌の入稿準備としては、出力見本を作成することが原稿を見直す上でも、有効な作業となります。特に、あまり汎用性のないフォントを使用している場合や、カラー原稿、セリフを意図的に抜いているようなイレギュラーな箇所がある場合には、出力見本はとても重要になるので忘れずに作成しましょう。


原稿を入稿される際に「出力見本について」

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