同人誌を印刷するのがもっともっと楽しくなる!同人誌の印刷について、印刷する用紙の選び方、同人グッズの制作、入稿に関して、皆様が気になるあんなことやこんなこと!お役に立つコラムを更新します!!
ホープツーワンのカラーオンデマンドがグレードアップ!
2018.04.11
ホープツーワンのオンデマンド印刷が綺麗な理由については前回お伝えしたとおり。
→もう一度読み返しておこう!前回の記事を読む
そんな「同人オンデマンド印刷」の代名詞とも言われている(?)ホープツーワンが、カラーオンデマンド機を新機種に入れ替えるとの情報が!
それを聞いたら黙っちゃいられないほおぷが、みんなを代表して潜入取材!
果たして、ほおぷがそこで目にしたものとは…!?
以下、聞き手はほおぷちゃん
印刷工場潜入…正面突破!
──おはよう!ございます!ほおぷだよ!今日はホープツーワンがカラーオンデマンド機を新機種に入れ替えたとのことで、早速印刷工場を訪ねましたよ!
あ!S部長!おはようございます!
S部長:おう、ほおぷちゃん!元気がいいね!で、今日はなんだ?
──単刀直入にいうと、新しいカラーオンデマンド機が見たい!ってことで来ました!
S部長:なるほど!ちょうどいいや。搬入が終わってるから、早速見ていくかい?
──さすがS部長!話が早いです!…え~っとどちらにあるんでしょうか?
S部長:2階のオンデマンド室だ。出口課長がいるはずだから声を掛けてみて。
──わかりました。ありがとうございます!さて、階段をトントントンっと。
あ!ここですね!
出口課長:あー!ちょっと待った!
──え?あ?わ!?す、すみません!
出口課長:これはこれは、ほおぷちゃん、いらっしゃいませ。すみません、ちょっと設定中だったものですから。これは社外秘なんですよ。
──あ!あれですね!「こだわりと気愛の設定」ですね!
出口課長:そうです!それです!…え~と、ちょっと待ってくださいね。
(背を向けて設定&調整に没頭される出口課長)
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(待つこと約1時間)
お待たせしました!で、今日は何のご用ですか?
新機種の性能を最大限に引き出す秘訣
──はい、ズバリ!「カラーオンデマンド機新機種導入でいったい何が変わったのか!?」を聞かせていただけますか?
出口課長:そうですね、まず言えることは「画像表現力の向上」ですね。より鮮やかに、表現力が豊かになりましたね。
──ホープツーワンのカラーオンデマンドは綺麗と評判ですが、更にパワーアップしたのですね!それは新機種だからですか?
出口課長:当然、機械の性能が向上したというのは大きいでしょうね。トナーの改良などメーカーさん側の努力も理由の一つだとは思います。
でも、ハードの性能を最大限に引き出すだけの知識とノウハウがホープツーワンにはありますから!同じ機種でも他社さんでは同じように出ないでしょうね。
また、前回の記事にもあるように、メーカーさんとの情報共有による連携・協力体制が、性能向上や改良に繋がっているということを今回の新機種で強く感じましたね。
──変わらないこだわりと自信を感じます…!カラー表現力が向上したということは、カラーポケットセットはその恩恵を十分に受けられますね?
出口課長:そうですね。今までも十分綺麗でしたが、さらに彩度が増していますし、イラスト集やフォトブックのご利用が多いカラーポケットセットで、その品質を体感していただきたいですね!
もちろん、他のポケットラインナップやスイッチセット、通常印刷の表紙オンデマンドフルカラーでも、カラー表紙が今まで以上の仕上りになりますから、オンデマンドユーザーの皆さん、楽しみにしてください!
また、オフセットユーザーさんにも、ぜひ!ホープツーワンのカラーオンデマンド品質を、一度試していただきたいですね!
──カラーが綺麗な本って魅力的ですもんね!では、他には?
出口課長:スピードアップしています!
──それもやはり、性能+αですか?
出口課長:そうですね。ホープツーワンでは大イベント時など、ぎりぎりまで入稿を受け付ける「超短納期お助け企画」を開催しますが、より沢山のご本をイベントにお届けするために、いつもスタッフ全員で作業効率を考え抜いています。中でもスーパークイックスイッチはオンデマンド表紙。品質も性能も上がっているうえに、スタッフの知恵と努力による最短効率化!さらなるご入稿をお待ちしてます!
S部長:新機種が入ると我々もさらに「気愛」がはいるよね。出口課長が言ったように、機械だけ性能が上がってもダメなんだ。我々スタッフの意識も、知識も、技術も向上して初めて「品質向上」という結果になるんだ。
──S部長、いつの間に…。
いやぁ、今日もホープツーワンの「気愛」がビンビン感じられました。お忙しい中ありがとうございました!
まとめ
今回の訪問では実機を間近で見ることができました。刷り上がりはとても綺麗でした。ぜひ皆さんにご利用いただきたい!そう思える仕上りです!
インタビューをしている横でオンデマンド室はいつものように機械もスタッフもフル回転していました。スタッフのみなさんは忙しい中でも案件一つ一つを丁寧に作っていました。品質向上を支えているはスタッフさんの努力なんですね。
ぜひアナタもホープツーワンの品質をお確かめください。
S部長
現ホープツーワン工務部部長。かつては営業や窓口責任者等も歴任し、ホープツーワンでの社歴は云十年。本社工場の指揮を一手に担っている。HOPE TALKの出口は直属の部下である。
その昔、作家さんへの愛溢れる対応の「天使のS部長」と愛溢れるが故に厳しい対応の「鬼のS課長」のSSコンビのうち、「し」ではなく「す」で始まる課長(元)の方。といえばホープツーワンのオールドファンにはお馴染みかもしれない。
出口課長
現ホープツーワン工務部課長。HOPE TALKのインタビュアーとしてもお馴染み。入社二十云年。製本を経験してから印刷へ。主に表紙多色刷を担当し、その後製版も学ぶ。本社工場の作業実行部隊トップ。
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